古藤勇魚(株式会社オルタリズム 代表取締役)
古藤勇魚代表取締役
Founder Profile2026.05

違和感から、次の選択肢をつくる。AI時代に仕事を前に進めるために

株式会社オルタリズム代表の古藤勇魚(ことういさな)です。

1994年生まれ、和歌山県出身。

AI活用支援、Web開発、業務改善を軸に、AIやITに取り残されそうな中小企業や個人事業主の方を支援しています。

読了 約5分株式会社オルタリズムFounder Interview

これまで、医療・ヘルスケア領域の上場企業でAI文字起こし・AI架電サービスの開発に携わったほか、大手テレビ局のニュースサイトや、大手建設コンサルタントの業務アプリ、スタートアップでのアート作品のECサイト構築を経験してきました。

今、特に関心があるのは、人手や資金に限りがある中小企業が、少人数でも前に進める仕組みをつくることです。

AIという言葉を聞かない日はないほど、世の中は大きく変わっています。一方で現場では、「使った方がいい気はするけれど、何に使えばいいかわからない」「ChatGPTを触ってみたけれど、自分の仕事にどう活かせばいいかわからない」という声をよく聞きます。

大事なのは、AIを使うこと自体ではなく、仕事を前に進めることです。

私は、そうした人や会社の話を聞き、業務や発信の課題を整理し、AIやITで解決できる形に落とし込む仕事をしていきたいと考えています。

01

違和感から始まったキャリア

もともと私は、まっすぐなキャリアを歩いてきたタイプではありません。

学生時代は、芸術系の学部でロックバンドや映画、芸術、サブカルチャーに強く影響を受けていました。普通に新卒で会社に入り、会社員として働いていく自分の姿を、どうしてもうまく想像できませんでした。

卒業後、地方のCDショップに勤めていた頃、好きな音楽に近い場所で働けている感覚はありました。けれど、好きなことを仕事にしても、業界そのものが右肩下がりだと苦しい。そして、毎日働いていてもスキルが積み上がっていく感覚がない。その違和感が、少しずつ強くなっていきました。

02

悔しさが、ITエンジニアを目指すきっかけになった

ITエンジニアを目指したきっかけは、世の中でITエンジニア転職ブームが起きていたことでした。

正直に言うと、最初から純粋な興味だけで始めたわけではありません。

プログラミングという自分にはできないことで、世の中が盛り上がっている。

そのことが、どこか許せませんでした。

羨ましさもあったと思います。悔しさもありました。でも、その感情が自分を前に進める燃料になりました。

「できない側」にいるのが嫌だった。

だったら、自分もできるようになるしかない。

そう考えて、ITエンジニアを目指すようになりました。

その後、フィリピンのセブ島にITエンジニア留学をしました。全く新しい環境に飛び込み、同じように学ぶ仲間がいて、毎日新しいことを覚えていく。あの時期は、自分の人生が少しずつ前に進んでいるような感覚がありました。

もちろん、その後も順調だったわけではありません。

東京に出てきた頃は、ちょうどコロナ禍で、未経験からのITエンジニア転職市場はかなり冷え切っていました。期待よりも、不安の方が大きかったと思います。

それでも、自分の人生を前に進めるためには、ここで諦めるわけにはいきませんでした。

03

技術が選択肢を広げてくれた

ITエンジニアとして、React、Next.js、PHP、Laravelなどを使いながら、規模も業界も異なる現場に関わってきました。

その中で学んだのは、単にコードを書くことではなく、事業や現場の目的に合わせて、使われるものを形にしていく経験です。

同時に、技術だけでは仕事は成り立たないことも感じました。相手の課題を理解する力、事業やお金の流れを見る力。そうしたものがあって初めて、技術は価値になります。

個人で時間を売る働き方に限界を感じ、もっと事業として価値をつくりたい、同じように選択肢を増やしたい人や会社の力になりたい。そう考えたことが、株式会社オルタリズムを立ち上げる理由になりました。

04

オルタリズムという名前に込めたもの

会社名「オルタリズム」には、「オルタナティブ」と「アルゴリズム」、ふたつの言葉の意味を込めています。

オルタナティブとは、人と違うことをしたり、奇抜な選択をすることではありません。既存の正解が自分や自分の会社に合わないときに、自分たちに合った別の選択肢を考え、実際に形にしていくことです。

アルゴリズムは、課題を解くための手順そのものです。思いつきで試すのではなく、目的から逆算して、再現できる形に組み立てていく。AIやITを扱ううえで欠かせない考え方であり、事業や業務を前に進める仕組みをつくることにも通じています。

決められたレールにうまく乗れなかった人でも、自分なりの道を選べるように。AIやITに詳しくない中小企業でも、自分たちらしい戦い方を持てるように。その人や会社に合った次の選択肢を、一緒に考え、再現できる形に落とし込んでいく。それが、オルタリズムとしてやっていきたいことです。

05

AIを使うことではなく、仕事を前に進めること

AI活用支援といっても、最初から決まったパッケージを押し付けたいわけではありません。多くの場合、最初に必要なのはツール導入ではなく、課題の整理です。

どの作業に時間がかかっているのか。何が属人化しているのか。発信や営業で、何がうまく伝わっていないのか。そうした話を丁寧に聞きながら、AIで解決できること、ITで仕組みにできること、逆にAIを使わない方がいいことを見極めていきます。

たとえば、社長の頭の中にある強みをヒアリングしてSNS投稿や営業資料に整理する。手作業の資料作成や問い合わせ対応を、AIや自動化ツールで時間を減らす。ChatGPTを導入したけれど使いこなせていない会社に、業務に合わせた使い方やプロンプト、運用ルールを一緒に作る。

いきなり高額なシステムを導入するのではなく、まず話を聞く。小さく試す。効果があるものを少しずつ仕組みにしていく。手段を先に決めないこと。それを大切にしています。

Contact/ 06

まずは、悩みを聞かせてください

AIで何ができるかを決める前に、今の業務や発信の悩みを聞かせてください。

  • SNSを続けたいけれど、発信内容が決まらない
  • ChatGPTを導入したが、社員が使えていない
  • 問い合わせ対応や資料作成に時間がかかっている
  • 社内の情報が散らばっていて、探すのに時間がかかる

そうした状態を整理し、AIやITで小さく改善できるポイントを一緒に見つけていきます。AI活用や業務改善に興味がある方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。